資源循環型イベントの実現に向けた新たな挑戦
「UCC Smile Festa」では “資源循環型イベントの実現” を掲げ、来場者の事前予約数に基づく試飲試食量の調整やごみの分別徹底、リサイクル可能な造作用部材の活用など、さまざまな廃棄物の削減施策を行っています。
昨年の取り組み内容と結果はこちら ? 『UCC Smile Festa 2023「環境報告書」を公開!』
これまでの減らす取り組みに加えて今回新たに実現したのは、燃やすごみとして熱回収に回していた「UCC Smile Festa」の廃棄物の一部を資源として回収し、翌年の「UCC Smile Festa」で使うものに循環させるアップサイクルの取り組みです。
資源としたのは2023年の展示会会場で回収した使用済紙カップ。日本製紙グループ 日本紙通商株式会社さまとともに回収・洗浄の実証実験段階から取り組みを進め、1年がかりでその古紙入り紙糸を用いた布製エプロンに生まれ変わらせることができました。
会場で得られた来場者からの反応
大阪・名古屋・東京で開催した「UCC Smile Festa 2024」に、今年は5,400名を超えるお客さまに来場いただきました。
ブーススタッフが着用しているエプロンを、昨年試飲いただいた紙カップが生まれ変わったものだと紹介すると、取り組みに対する「すばらしい」とのお声やエプロンに対する「かわいい」「お店でも使用したい」との反応を多数いただきました。
また、来場者をアテンドする営業社員にとっても、お客さまに説明することでこの取り組みへの理解が深まったり、自社/自グループの取り組みに誇りが持てたりする機会となりました。
今後に向けた想い
私共が「UCC Smile Festa」で掲げている“資源循環”は、飲食に携わるお客さまにとっても課題となっています。2023年の展示会会場にて使用済紙カップを試験的に回収・洗浄したことで、そこにかかる手間を把握でき、飲食店やホテルなど私共のお客さま側にて実施される際のオペレーションイメージをもつことができました。
また、手間もコストもかかりがちな資源循環に、付加価値を高めるアップサイクルなどを取り入れることで、経済合理性のある持続可能な取り組みに発展させられるかもしれない、自社展示会のようなクローズドイベントやクローズドな環境のほうが資源循環のループがつくりやすいかもしれない、という感触も得られました。
サステナビリティ課題の中には絶対的な解がいまだ存在しないものもあります。だからこそ、挑戦と検証を重ね導き出した仮説をもとに、柔軟に舵を切りながら目標達成を目指していく必要があると感じています。
このたび日本紙通商さまとの共創で得られた知見を、自社/自グループだけでなくお客さまも含めた飲食業界での資源循環の課題解決につなげるべく、今後もステークホルダーのみなさまと協働し挑戦を続けてまいります。
写真:日本紙通商の主担当 露木さん(左)と UCC Smile Festa 2024 東京会場にて
(UCCコーヒープロフェッショナル 販売企画本部 村尾 香織)