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「Largo」ブランドを体現する認定店舗

FUKUOKA/UKIHA

世界的なピッツァイオーロが大切にする“選ぶ力”が息づくカフェ

CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA

UCCコーヒープロフェッショナルでは、お客さまに最高の一杯を届けるために『Largo』と共に歩んでくださる店舗に向けて、『Largo』の魅力を最大限に引き出すための知識と技術を共有する、UCC独自のバリスタ認定制度「The Great Barista of Largo ~達人のコーヒーが飲める店~」の取り組みを行っています。

今回は『Largo』を導入し、認定制度をご活用いただいた福岡県うきは市の「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA」をご紹介します。

日本におけるナポリピッツァの第一人者、サルバトーレ・クオモさんと、131年の歴史をもつ、うきは市の酒蔵「いそのさわ」がコラボレーションしたカフェスタイルの店舗で、2024年12月21日にオープンしました。

「サルバトーレ・クオモの味をうきはで」をコンセプトに、サルバトーレさんこだわりのピッツァやパスタ、ハンバーガー、スイーツが楽しめます。酒蔵とコラボレーションしているだけに、料理に合う日本酒を準備していたり、サルバトーレさんのアイデアが光る日本酒を使ったメニューを提供されているのもこのお店の特長です。

世界を股にかけて活躍するサルバトーレ・クオモさんが福岡のいち地方に店を開いた理由から、「料理人は“選ぶ力”が大切」と語る彼が『Largo』を選んだ真意まで、熱い思いに触れました。

CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA

住所: 〒839-1404 福岡県うきは市浮羽町西隈上2-4
TEL: 070-2297-3680
営業時間: 11:30〜20:00(L.O 19:30)
定休日: 不定休
認定ランク: ブロンズ(2025.1時点)
URL: https://casacuomo.jp/casacuomo-cafe-ukiha-isonosawa/

世界で活躍する料理人が
水に惚れ込んで地方に開業

築120年超の純和風の屋敷をカフェに。照明には日本酒の枡を使うなどしつらえもすてき。
「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA」を開いたきっかけを教えてください。

私は基本、1年のうちおよそ5か月はヨーロッパ、4か月は日本、残り3か月は東南アジアなど複数の国で仕事しているのですが、コロナ禍となった2020年、日本を拠点にイースト菌の研究に力を入れようと、果物の栽培が盛んな大分県・日田(ひた)市にラボを開設しました。

ラボを設けた日田市と「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA」があるうきは市は、県はまたぐものの隣り合っていて、共に農業が盛んな土地。私は野菜や果物など食材が生み出されるまでに、どれだけの苦労があるのかを次世代を担う若い料理人たちに見てほしいと常々思っていて、そういう意味でも日田市は拠点として最適でした。

その後、酒蔵「いそのさわ」さんから、もともと本邸だった築120年以上の建物を使ってレストランを開きたいという相談を受け、古いものを再活用することに共感したのがひとつのきっかけ。そしてなにより、「いそのさわ」さんの酒造りにも使われている清涼な湧水がこの土地にあったことが一番の決め手になりました。

店全般をプロデュースするサルバトーレ・クオモさん。世界的なピッツァイオーロのひとりだ。
なぜ水が決め手になったのでしょう?

牛や豚、ニワトリ、魚、さらには野菜や果物、穀物など、あらゆる生きているものに水は不可欠です。その食べ物の多くを構成する水がよくないと、どれだけレシピを工夫したとしても最上にはなり得ないと私は考えていて。

だとしたら、ピザやパンの生地に使う水から最適なものを選ぶ必要があります。私は、食材はもちろんのこと、水も日本各地の天然水を適材適所に使うようにしていて、同地の水を使うことはその観点からもすばらしいと感じました。

スモークチーズバーガー(¥1,700/税込)炭火焼きで仕上げた牛肉100%パティを使用。職人がひとつひとつ仕上げている日田杉の箱の中で丸ごとスモークで仕上げて提供。
今までの料理人としての知見を存分に活かした上での開店というわけですね。

そうですね。ただ私自身がこの店に立ち続けてすべての調理に携わることはできないので、スタッフの力を借りることになります。だからこそ水も然り、食材も調理法も提供方法も、“私が何を選択するのか”を大切にしています。

料理人の技術は1年みっちり必死になって磨き続ければ、誰であっても相当上達するでしょう。ただ技術が身についても、いいものを選ぶ眼をもっていなければ、完璧な料理人とはいえません。今できる最高においしい料理、スイーツ、ドリンクをどうやってお客さまにご提供できるか。すべては“選ぶ力”にかかってくると私は考えています。

サルシッチャと燻製モッツァレッラチーズ(¥2,500/税込) 生地はサクッと香ばしく、小麦の風味がしっかりと味わえる。
「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA」においてサルバトーレさんがこだわって選んだものは何でしょう?

水に魅せられてこの土地を選び、使用する食材にも当然こだわりました。たとえば、ピザ生地には軽やかで香ばしく仕上がるように厳選した小麦を独自にブレンドしていますし、ハンバーガーのバンズにはスーパーフードとして注目を集める「スペルト小麦」を配合するなどしています。

「いそのさわ」さんの日本酒を用いたパンナコッタ、うきは市産のあまおうを使ったパフェ、日田梨のパイとジェラートなど、この土地ならではのメニューもご用意しています。また、どれだけフードロスを減らせるかに重きを置くことも未来のために掲げた大切なテーマです。たとえばピザは一度焼いたものを最新の技術で急速冷凍し、特別なオーブンで一気に熱を入れてご提供します。

フレッシュな素材を冷凍すると味わいはどうしても落ちてしまいますが、調理済みの料理を急速冷凍すれば、つくりたての味わいをキープできる。これもやはり生産者さんが丹精込めて育てた食材を無駄にしないための工夫です。

世界に誇れるメイド・イン・ジャパンのコーヒー

料理人の“選ぶ力”を大切にされているとのことですが、お店で提供されるコーヒーに『Largo』を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

もともと私がフィリピンやインドネシアで展開してきた「Salvatore Cuomo Café」で『Largo』を使っていて「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA」でも採用しました。選んだ理由は明確で、万人がおいしいと感じるコーヒーの条件を満たしているからです。

コーヒーは世界中で親しまれている飲み物ですが、『Largo』は味わいのバランスに優れ、香りもよく、これぞメイド・イン・ジャパン クオリティと、誰にでも胸を張ってご提供できる味。当店はカフェスタイルですから一日中どんなシーンでも飲めて、ペアリングするフードやスイーツを選ばない味わいなのもセレクトした理由のひとつです。

酒カラメル風味のパンナコッタ(¥600/税込) カラメルソースから日本酒の芳しい香りがふわり。アメリカーノ(¥500/税込)とともに。
実際にお店で使い始めてのリアルな感想があればお聞かせください。

『Largo』は認定制度を設けているところがいいですね。たとえばコーヒーに対する知識がゼロのスタッフを採用したとしても、認定フローによってコーヒーやエスプレッソの基礎知識からしっかり学べるのは大変助かっています。

私の経験談でもありますし、よく友人・知人から耳にするのが、料理はおいしくて雰囲気も最高のレストランなのに、食後に出てきたコーヒーが残念…というケース。これはすごくもったいないことで、当店では絶対にお客さまにそのような思いはさせたくありません。

『Largo』ならコーヒー豆の品質、鮮度がよいのはもちろん、認定制度を通して淹れるところまでサポートしてくれる。技術や知識を身につけられる環境が整っているのは非常に心強いと感じています。

『Largo』 BAG MODEL。
「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA」では『Largo』のBAG MODELを導入されていますが、使い勝手はいかがですか?

保管スペース、使用後のパッケージの廃棄のしやすさを考えBAG MODELを選びました。炒りたての芳ばしい香りがしっかり感じられる『Largo』を、日々実用的に使えるという点でもBAG MODELには非常に満足しています。

日本が世界に誇る強み、
独自性をもっと広めていく

「CASA CUOMO」は素材の味を活かしたおいしい商品をつくるために立ち上げたブランド。
サルバトーレさんの今後の展望、目標を教えていただけますか?

私は今までイタリアの食文化を日本をはじめ海外に発信し続けてきましたが、日田市にラボを開設したのを機に、これからは日本が世界に誇れるものを外に向けて発信していきたいと考えています。そのときにやっぱりいいものを選ぶ眼が絶対に必要になる。

コーヒーも同じで、よい原料を使っているのはあたりまえ、そこにおいしさを持続させる技術だったり、プロダクトならではの強み、品質を保証する根拠が必要になってきます。

『Largo』というコーヒーは独自性がありますし、技術が生まれた物語も伝えることができます。

UCC独自のバリスタ認定制度「The Great Barista of Largo ~達人のコーヒーが飲める店~」のブロンズランクを取得。
光栄です。最後に『Largo』を活用していくアイデアなどがあればお聞かせください。

当店はカフェスタイルなので、『Largo』をもっと活用していきたいと考えています。今もジェラートにエスプレッソをかけるアッフォガードや、イタリアの定番デザートのティラミスに使っていますが、まだまだできることはあるはず。

当店には専門のバリスタがいないため、アイデアがどんどん出てきても、それを形にできるかと言われるとなかなかそうはいきません。

『Largo』は、活用に関するアドバイスも都度いただけます。餅は餅屋の考えで、コーヒーもまたコーヒーのプロフェッショナルの力を借りながら、より魅力的なメニューをつくっていける、そんな信頼関係を築けるのもまた『Largo』を選んでよかった点だと感じています。

『Largo』ブランドと共に、
お店を訪れるお客さまの笑顔につながる
体験価値を『Largo』というブランドを通して
届けてくださる飲食店の皆さまから、
たくさんのご応募をお待ちしております。