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「Largo」ブランドを体現する認定店舗

OKAYAMA/OMOTECHO

人生のワンシーンと共に、岡山の恵みが織りなす一皿と香り豊かな一杯を

al bacio

UCCコーヒープロフェッショナルでは、お客さまに最高の一杯を届けるために『Largo』と共に歩んでくださる店舗に向けて、『Largo』の魅力を最大限に引き出すための知識と技術を共有する、UCC独自のバリスタ認定制度「The Great Barista of Largo 〜達人のコーヒーが飲める店〜」の取り組みを行っています。

今回は、認定制度をご活用いただいた『Largo』の認定店舗として、岡山市のイタリアンレストラン「al bacio」(アル バーチョ)をご紹介します。

オーナーシェフを務めるのは堀尾大介さん。イタリアで4年間の修行を重ねた後、2010年に現店舗をオープンされました。料理と共にくつろぎの時間を提供するコーヒーは、堀尾さんのパートナーでありホールマネージャーの愛弓さんが淹れています。

地元で愛され続けるこだわりの料理とコーヒーへの思いについて、お2人にお話を伺いました。

al bacio

住所: 〒700-0822 岡山県岡山市北区表町1-1-26
TEL: 086-223-1722
営業時間: ランチ  11:30〜14:00(L.O)
ディナー 18:00〜21:00(L.O)
定休日: 火曜日・第1月曜日
認定ランク: ブロンズ(2024.07時点)
URL: http://www.al-bacio.com/index.html

目的ではなく「手段」に。
人生のワンシーンに寄り添う料理を

シチリアにピエモンテ、トスカーナと本場イタリアで修業を重ねた堀尾さん。地元・岡山で独立を迎えた際の思いをお聞かせください。

自分の店を持つとなったとき、まず抱いたのが「食事を目的ではなく手段としてほしい」という思いでした。久しぶりに会う友人とのひと時、家族の誕生日、愛する人へのプロポーズ。そんなシーンを共にするレストランでありたい。オープン以来、その気持ちは変わらず胸の中にあります。

(左)オーナーシェフの堀尾 大介さん、(右)ホールマネージャーの堀尾 愛弓さん
実際にどのようなシーンで利用されるお客さまが多いですか?

誕生祝いや記念日などで利用されるお客さまが多くいらっしゃいます。意外だったのは、ご年配のお客さまに支持いただいていることです。ランチタイムは仕事の合間にいらっしゃる若い方も多いですが、ディナーはさまざまな年代の方に利用いただいています。

日々のランチから記念日のディナーまで。利用されるシーンも年齢層も幅広いのですね。

そうですね。普段はご夫婦でいらっしゃる方が、ご家族が帰省されたタイミングで利用されることもあります。「自分たちがいつも通っているところだから」と、久しぶりの家族との団らんの場に選んでくださる。それはとてもうれしいことだと感じています。

そうしてアットホームな空気が流れることもあれば、カップルが大切なひと時を過ごすこともある。誰もが大切にする時間に寄り添える料理、レストランでありたいと今も考え続けています。

自家菜園で育った野菜、
地元食材を季節の一皿に

「平日限定おまかせコースランチ」(¥3,300/税込)(前日までに要予約)で提供される「野菜の前菜盛り合わせ」。
コース料理の彩りの良さ、品数の多さに目を引かれました。料理へのこだわりについて教えていただけますか?

料理には地元産の「おかやま有機無農薬農産物(※)」に認定された野菜を使用しています。土づくりの段階から化学肥料や農薬不使用で育てられた野菜です。

食材の一部には、父が自家菜園で育てた野菜も使用しており、こちらも化学的な農薬や肥料に頼らず育てられたものです。父は店のオープンにあわせ、野菜づくりの知識がまったくない状態から畑仕事を始めてくれました。

父の畑は、ジャガイモやタマネギのようなメジャーなものから珍しいものまで、少量多品種の野菜たちが育つ場所です。市場に出回らないような野菜は、私が種を買って栽培をお願いすることもあります。

※「おかやま有機無農薬農産物」有機JAS規格を満たした上で、更に厳しい化学肥料や農薬(天敵を除く)を一切使わない独自の規格を設け、岡山県が認証した農産物。

ご家族の育てられた野菜を使った料理。思い入れもひとしおですね。

そうですね。たとえば今日のランチで使用している黄色いビーツや赤タマネギも自家菜園で育ったものです。ビーツはレーズンとビネガーを加え、甘酸っぱい味わいに仕上げています。

野菜の盛り合わせの内容は、あくまでも仕入れや収穫のタイミング次第。その時々の旬の味わいを楽しんでいただければと思っています。

まさに岡山の季節の恵みをいただく料理、という印象です。野菜以外の食材も地元産にこだわっているのでしょうか?

イカやタコなどは岡山県産のものを使うことが多いですね。今日のメインに使っている豚、「豚珍甘」(とんちんかん)も岡山県の美星町で飼育されたものです。

豚珍甘のロースト ガスパチョソース」こだわりの飼料で育った岡山県ブランド豚はほんのりと甘く、しっとりやわらか。
ランチコースをいただきましたが、どれも本当においしかったです。お肉に添えられたソースも爽やかで、野菜がふんだんに使われていて。老若男女問わず人気なのもうなずけました。

ありがとうございます。なるべく地元の食材を使いたくて、パスタも岡山に古くからある製麺所から仕入れています。ただ、地元産だからという理由だけで選んでいるわけではなく、味や品質に納得したうえで料理に取り入れています。

当初は地元のものを地元の方に楽しんでいただければと思っていましたが、実際は県外からのお客さまもいらっしゃり驚いています。みなさん、ここなら岡山のおいしい野菜が食べられると楽しみにしてくださっているようです。

口コミで地元野菜のおいしさが広がっている印象です。ワインも豊富でディナーメニューも気になります。

ディナーでは複数の野菜をバーニャカウダでご提供しています。色も食感も違う野菜たちが一皿に並ぶことで、これはなんという野菜だろうと会話のきっかけにもなるのではと思って。

食材にこだわることで、こちらも「両親が育てた野菜です」「おかやま有機無農薬農産物に認定された野菜なんです」とお客さまにお伝えできる。食材1つひとつのストーリーについてお話できることを、自分自身とてもうれしく感じています。

よりおいしい一杯を。
料理とコーヒーが奏でる豊かな時間

「al bacio」さんはオープン当初から同じコーヒー豆を使われていたと伺いました。今回『Largo』を選ばれたきっかけは何だったのでしょうか?実際にコーヒーを淹れる愛弓さんもご一緒に、お話を伺えればと思います。

堀尾 大介さん(以下敬称略) 正直、それまでのコーヒーに不満があったわけではないんです。お客さまにも好評でしたし、コーヒーが好きな私としても自信を持ってお出ししていました。

ただ「とにかく1回試してみてください」と紹介された『Largo』がすごくおいしかった。 オープン当初から使っていたコーヒーを変えたいと思わせる香り、味の安定感に魅力を感じたんです。

堀尾 愛弓さん(以下敬称略) 私もシェフと同じ感想でした。『Largo』はとにかく開栓したときの香りが際立っていて。実際に淹れたコーヒーは、おいしさに華やかさがプラスされた印象でした。

食材にこだわるお2人にそう言っていただき、うれしい限りです。お客さまからの反応はいかがですか?

堀尾(愛) お客さまも『Largo』の味わいを気に入ってくださっています。喜んでいただいたり、褒めていただいたりするとうれしくて、「そうなんです。今まで以上においしいでしょう?実は『Largo』なんですよ」ってお伝えしたくなってしまうほどです。

シェフと同じく私自身もコーヒーが大好きで、お客さまにもおいしいコーヒーをお出ししたいと考えています。当店はカフェではなくイタリアンですが、それでも仕事の合間に、食後に、大切な人との会話に、おいしいコーヒーが存在することはきっと大切なはず。料理と過ごしたあとの余韻にもコーヒーのおいしさが関係すると感じています。

エスプレッソをはじめカフェメニューも豊富ですが、今後さらに拡充される予定はありますか?

堀尾(愛) 最近はお客さまからのリクエストもあり、アメリカーノをアイスでおいしく提供する研究を重ねています。抽出量や水の量を変え試行錯誤するなか、グラスで味わいが大きく変化することを発見しました。

うすはりの口の広いグラスに注ぐことでコーヒーの香りが広がり、かつすっきりとしたおいしさも感じられる。そういったアレンジを検討できるのも、『Largo』の豊かな香りと味があってこそと感じています。

安定したクオリティをもつ『Largo』なら、いつか自分以外のスタッフがコーヒーを淹れるときがきても、変わらぬおいしさをお客さまに提供できる。お店のコーヒーを『Largo』に変えたことで、ステップアップできる機会を得た思いです。

ありがとうございます。エスプレッソはイタリア発祥。イタリアンレストランである「al bacio」さんと、『Largo』を通して今後もより良い可能性を探っていければと思います。

堀尾(大) そうですね。イタリア生活で私が感じたのは、とにかくイタリア人にとってコーヒーは身近な存在だということ。仕事前、仕事途中、食事後のたびにカフェに行き、休憩時間にはバルに足を運んで、エスプレッソを楽しんでいました。1日に何杯飲むの?と驚いてしまうほどです。

飲むときは小さなカップに砂糖をたっぷりと入れ、最後は底に沈んだ砂糖をスプーンですくって楽しむんです。大の大人がそれはもう、うれしそうに。

私もその中にいたので、お客さまにもそんなふうに、私たちが新しく出会った『Largo』の魅力を通してコーヒーを身近に感じてほしいという気持ちが常にあります。

岡山の食材とワイン、そしておいしいコーヒー。これらと共に、これからもお客さまにとって大切な時間を提供できればと思います。

『Largo』ブランドと共に、
お店を訪れるお客さまの笑顔につながる
体験価値を『Largo』というブランドを通して
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たくさんのご応募をお待ちしております。